春爛漫と咲き、美しく散る桜の姿は古来より日本人の美意識に合致し、
日本の国花とされております。
どこに暮らしていても多くの日本人の脳裏に残る花木です。
ここアメリカにおいては1912年に友好の印として首都東京からワシントンDC
に送られた3000本の桜が日米交流の象徴として有名であり、
現在も春にはポトマック河畔を彩り、多くの人々の目を楽しませています。
私達「さくらプロジェクト」メンバーは、私たちが愛する美しい桜をアリゲーニ郡の公
園に植え地元の人々にこのあたりでは他に見られないユニークな景観を楽しんでもらうと
同時にこのプロジェクトが当地の日本コミュニィティの絆を強め、
地域社会との人的・文化的交流が生まれることを願っております。
又、私達は、植林地に現存する松林の景観を損ねることなく、新しい要素である桜が加わることにより生み出される新しい空間が、次世代に異文化融合の良き例として受け継がれることを信じております。
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